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①コロナという不明のヴィルス自体の問題
②経済活動制約の結果から来る経済的影響

上記二件に関しては<休息室>を作って、新しい問題が発生する毎に考えてみよう。
「このSTAP概観」シリーズでは、リクルートの事情で嘘になった話とは別に、若山さんが夢中になった胎盤蛍光とFI幹細胞の実験周りの真実に迫ってみよう。この実験の後半にかけてAC129の事件も発生している。ここは本当の探求とリクルートを巡るトラブルの交差しているところのようだ。
「AC129再考(ntESとしてのSTAP幹細胞)-続」からの連続考察ですが、又新たな視点から概観しなおしてみましょう。

幹細胞化実験というのは若山さんが始めた研究ですから、当たり前ですがまじめな研究です。私のリクルート活動並走説では彼は小保方さんには黙っているが、彼女の酸浴スフィア細胞核からntESを作っているわけです。

桂報告説では小保方さんは若山さんに学生のGOFESを渡してGLを、大田ESを渡して最初のF1幹細胞を作らせたということになる。そしてテラトーマはGOFマウスをドナーにしているにも関わらず、学生のGOFESを使わずに大田ESを使って自ら捏造したということになっている。大田ESだとされている129/GFP ESにはアクロシンはともあれCAG-GFPが入っていることは129/GFPと書かれているのだから小保方さんは知ってると言うことになる。これは出来たテラトーマのCAGが紫外線を当てるだけで光るということを知って捏造したことになる。学生のGOF ESがあるにもかかわらず、かつGLではそれを渡したと推定されているにも関わらずである。これがトンチンカンだということは素人でも分かる。

このことは繰り返さない。

若山さんはこの時点で何も捏造はしていませんよね。ただ小保方細胞核使用ntESを作って違いを調べようと思っているだけです。本当のことを言うと彼女がヴァカンティの元に帰ってしまうから、黙っているだけです。翌年に助手というポジションを与えたら来てくれるのではと期待している。だからそれまでの間黙っていたわけです。
若山さんは出来たと知ったら彼女がヴァカンティ氏と小島氏に連絡することは分かっている。彼女は当時の現在時点でヴァカンティ研のポスドクでハーヴァードから給料もらっている。客員待遇で理研に出張してきているだけです。ただし助手というポジションではない。何しろ博士になったばかりです。若山さんは今は言えないが翌年になったら山梨大への転勤を正式に発表できる。だから一時的に小保方さんに嘘をついていたわけです。
彼女とヴァカンティ研との連絡手段はE-メールです。出張ですから定期的に日報を提出しなければならない。彼女は理研では客員ですから、定時出勤はしなくていいが、ホテルにいるときも勤務時間は仕事をしている。そもそもポスドクというのはイグゼンプトスタッフですから勤務時間拘束なんてされていない。年がら年中働いている。給与も年俸ですからね。業績が無かったら首にされるだけです。よほどの天才でない限りハードワーカー足らざるを得ないでしょ。努力しないで業績は無い。
彼女がパソコンを提出しないのは当たり前で、どこの会社が業務上の秘密の満載されたデータを従業員が他者に渡すことを許すでしょうか。そんなことをしたら彼女自身が米国法に則って提訴されてしまう。
調査が入ったら自ら潔白を証明しなければならないという日本でのルールは彼女には適用されない。彼女は米国企業の従業員です。そんなことは百も承知のくせにネット上や著作物でどれだけの因縁がつけつづけられていたか。

論文発表記者会見後のインタヴューで若山さんは一度の成功では喜ばない、二度目に確認して初めて信じるんだと盛んに公言していましたが、この言葉は小保方さんからキメラ成功を聞いたヴァカンティが早く発表させようというような態度に出たのを牽制した言葉ではないかと推測している。若山さんはもともとは正直な人のようですよね。あちこちに部分的な真実が散りばめられた発言を繰り返している。
彼は翌年に小保方さんを助手で勧誘しようとしている。それまでは人事秘ですから小保方さんに言えないんですね。ヴァカティにはそこまでの間だけ、できたと思わせておけばいい。小保方さんが助手でついてくると答えたら、本当のことを言って、ヴァカンティにはやっぱりあれは何かコンタミがあったようだと言いわけして無かったことにしたらいいと考えている。
ところが、小保方さんは即答を避けたんですね。ここから話がややこしくなって行ってしまった。

若山さんの任期は2012年3月末までです。小保方さんは詳しいことを知らなかったようですが、若山さんは既に4月からは理研では客員チームリーダーになっている。でも手記では2013年3月に理研若山研が解散して若山さんが正式に山梨大に行くのだと思っている。若山さんが2012年3月には既に山梨大の教授に正式就任していることを知らなかったようです。

若山さんは2012年の3月で任期が切れていたのだが、理研は客員で若山さんを兼務で残しました。しかし、これは規則違反で岸氏が契約書もない共同研究だったことと併せて、この兼務を許したことも怒ったところでしたね。なぜこういう処置がとられたかと言うと、彼はこの時点で既に山梨大の研究所所長に内定していた。そして、その研究所はまだ出来上がっていなかったのです。2012年になって工事入札が行われ、年末に完成した。建設後の引っ越しが予定されていたので即時退去せずに、1年間の兼務延長による理研内ラボの存続が行われていたのです。

この人事が何時決まったかと言うと、兼務が決まった時には既に文科省方針が決定していて、研究所は建設されることになっているのは当然ですが、早くから決まっていたのなら既に研究所建築は任期に間に合うように建てられるはずですから、これは山梨大転勤が決まった後に急遽追加された人事案だということが分かる。
小保方さんは腰掛後の5月末か6月の始め頃に最初の若山研への勧誘を受けている。この時若山さんは西川さんに相談しています。なぜかというと待遇を独断で決められないからです。待遇を提示したということは西川さんの内諾を得ているということです。西川さんはこのことを早くから知っているのです。
更に、この時に若山さんが小保方さんを自分のラボに勧誘したということは、既に山梨大への転任はこの時には決まっていたということです。小保方さんはヴァカンティのところに就職するように段取りされていて、震災のために渡米できなかったときに、そこに横槍を入れて、小保方さんを誘ったんです。任期は10年と決まっているのですから、この時点で自分が山梨に転任することすら決まってなかったら、小保方さんを誘うことなんてできませんね。

若山さんと西川さんの話がどうであったかは分かっていませんが、最初は若山さんが小保方さんを山梨に連れて行きたいという話だったのでしょうね。彼女の細胞がどうということはないでしょうね。博論の時にキメラを作ってやってるので何かの幹細胞でも選りだしてきているのではと推測していたのではないでしょうかね。
若山さんは本来正直な人なんだと思いますけどね。ただ怖くなっていろんなことしてしまったということではないかな。再度貼り付けましょう。
>>
梶原「小保方さんの情熱を目の当たりにしながら先生も<できっこ無い>から<もしかして成功するかも・・>と期待する方向に傾いて行ったんですね?」
若山教授「いえいえ、全く。ずっと無理だと思っていました」
梶原「じゃあ、なぜ、そろそろ終わりにしようかって言わなかったんですか?」
若山教授「普通の若い研究者相手ならとっくにそういっていたでしょうね。しかし、彼女の失敗とその後の戦略の立て直しぶりを見ていると、例えこの件で芽が出なくても彼女にとってこの体験はムダにならない。後々役に立つ失敗を続けていると感じられたから、わたしも真剣勝負で続けました」

若山さんは結構本音をいろんなところに漏らしていますよね。「ずっと無理だと思ってい」たんでしょ。そして案の定、キメラは出来なかったんです。若山さんはそれ以前に、三胚葉分化実験は小保方さんに見せられている。多分、腰かけてすぐの時ではないでしょうかね。分化してくるまで1か月くらいかかるものもあるという。GOFマウスでまずは最初スフィアをトリチュレーションで作っているはずです。若山さんが見せてくれよと言わないわけがない。GOFマウスで実験させてくれと飛び込んできている相手です。博論実験も手伝ってあげている。その時は東京女子医大で作ったものを持ち込まれたのだが、今は自分の前に居る。受け入れてあげてるんですから、見せてくれと言わない筈もなく、小保方さんが見せないわけもない。この時小保方さんの手元にESは無いですよね。
手記によると、Oct4-GFPが蛍光し出してからは若山さんは理研にあるライブセルイメージングの装置で小保方さんの細胞を確認して、自家蛍光でないことを知っている。それでも彼はキメラは出来ないだろうと考えていたようですね。
最初光らないものが光り出す。これは既存の組織幹細胞の類を拾い出してきたものとも思えないでしょうね。それなら、つまり選別の結果なら最初から光っている筈だ。
言うまでもありませんがGOFマウスの亜致死下に置かれた細胞のOct4-GFPが、Oct4プロモーター下に内在性Oct4遺伝子は発現させないのに、GFP遺伝は発現させるという丹羽さんの後の発見はその時若山さんのみならず全世界の誰も知りません。

<普通の若い研究者相手ならとっくにそういっていたでしょうね。>というのは若山さんが小保方さんのことを普通でないと考えていたことを示唆していますよね。なぜ彼が受け入れ数週間後に彼女をリクルートしようとしたかの理由を語っていますよね。
 熱心だったんでしょ。そして一途に打ち込んでいた。シニアから見たら彼女の知識レヴェルなんて大したこと無いんでしょ。シニアの自分自身もその年ごろには大したこと無かったことは自分が一番知ってるんだから、自分の目から見たら大したことないということ自体が大した意味がない。自分の失った若さこそまぶしいという感じでしょうかね。
打ち込んでいる人にはオーラがあって、人を感化するんですね。その思いの深さが同じ世界に生きている周りの人々を引きずり込んでいくということがあって、その人と一緒に居たら自分の生きているこの世界が輝き始めるということがある。
人は所詮死ぬものだ。末期の目から見たら、難波のことは夢の又夢に決まっている。でも最中に居るときこそ本物の人生なんで、末期の先は知らない世界じゃないか。人は死ぬ前から末期の目は持てない。ゼロ戦パイロットが敵に特攻しているその瞬間は人生の最中ですよね。


(2020/7/28)


おめおめと生き残ってしまった。畳の上で死ぬのかという感慨は男なら皆心の片隅にあるのではないか。「朝毎に懈怠なく死して置くべし」という価値観は戦士のもので、そうでないと戦いはできないからね。人は一度しか死ねない。今生きている人々はどんな死に方になるのかな。神のみぞ知るだなあ。

片方に小保方さんを助手として連れて行って、教育して、自分の研究の後を継がせたいという気持ちがあるんでしょ。本当は小保方細胞にはそれほど関心があるのじゃない。なんだかわかりゃしないよ、という内心もあって、そういうこともインタヴューで答えていますよね。それも本心なんですね。人の心というのは固定しているものじゃない。
他方に、自分の研究に関連した系譜決定されていると考えられてきた体細胞のリプログラムという観点からの関心もある。小保方さんは出来てきているのじゃないかと考えている。若山さんは最初何かしらの既存組織幹細胞の類を選りだしているのではないかと疑義していたのではないか。特に小保方さんは最初骨髄の細胞を使っている。ここには造血幹細胞がある。
この造血幹細胞は血液の関連細胞にしかならないところまで系譜決定されていると考えられている。でも、後のキンガ論文では筋肉にしかならない筋肉幹細胞はその一段階前に系譜決定されている筈の筋肉細胞からリプログラムされて、更に筋肉幹細胞になって後に、筋肉組織となって破損された筋肉組織を修復するというムーさんの発見を引き継いで、その元の幹細胞からキメラを作ってしまった。
小保方さんが何を発見したのかは研究しないと分からないもので、キメラができなかったとき、小保方さんはそれを米国に戻って研究することになったでしょうね。

若山さんは、小保方さんに赤ちゃんマウスを使えとアドヴァイスしている。これは系譜決定されている体細胞もまだリプログラム可能性が成熟マウスより高いのではと考えたからですね。
結果、GFP蛍光が高まった。多くの細胞がGFPをより蛍光するようになった。これは事実なんですね。でも今もそうですが、当時も何故なのかは知られていないんですね。論文はともかく何故か分からないがキメラが出来たと報告しているだけなんですね。なぜという解明の無い浅い報告ですよね。でも、この発見が事実なら、事実の重大性は大きいので発表しないという手もないわけです。
ところがこれは若山さんのいたずらだったんです。無論捏造意図なんてありはしない。彼は既にいろんな受賞歴もある評価の定まっている研究者なので捏造するような意図があるはずがないですね。巡り巡ってこんなことになってしまったということです。でも事実としてはキメラは出来てないのだ。

そうなると、キメラが出来たとされる前の小保方さんの細胞は何だったのか。それが彼女の言う、生き別れた子供ですね。
それは丹羽さんが一部解明しました。一つには未知のGFP漏れ出し現象があった。もう一つは亜致死下でわずかだがOct4蛋白が発現しているという発見確認があった。論文はキメラが出来ているという偽の事実情報によって彼女によって髄分盛られたデータを添付されているが、とてもそんな量ではないとされた。

ただ、この細胞の試験管内三胚葉分化確認実験は行なわれていないことになっている。少なくとも結果は発表されていない。この分化実験は同門とは言え小島氏によっても一部再現されていることがデイナの記事によって報告されている。
なぜ三胚葉確認実験を行わなかったのか。或いは行っていたとして、なぜその結果を発表しなかったのか。

可能性は二つしかない。

①できた。
②できなかった。

①を発表するとその細胞が何かという問題以前に、小保方さんが嘘をついていないという証拠になってしまう。すると必然的に疑いが若山さんに向く。なぜこんな事件になってしまったのか。若山さんは捏造なんて行っていない。竹市さんが小保方さんを呼び戻さなかったらただ内輪の話に過ぎなかったものだ。理研には自分自身に贖罪意識があるということです。自分も悪いのに全責任を若山さんに押しつけられるかという配慮ですね。

②である場合は、今度はたかが捏造事件程度で、結果として笹井さんが自殺していることも併せ考えると、マスゴミは小保方さんを死に追いやるだろうと推測されるからですね。これは①であった場合も同じです。自殺の犯人は自分自身ですから他者の所為にすることはできません。笹井さんを殺した犯人は笹井さんです。笹井さんは今回の事件に関して大きな責任はほとんどありませんが、一つだけ重大な罪を犯した。それが自殺して誰の口も封じてしまったことです。彼が生きていたら、皆が自由に争えたんです。こういう自殺は人に迷惑をかける。ダメです。

若山さんは、結局最初に直感している通りにキメラはできなかったんですが、ここでもし小保方さんをリクルートしたいという願望が無かったらどうだったかということを考えてみる。このイフはかなり無理があってリクルートする気が無かったら震災で腰かけた数週間後にヴィザが下りた時にそのままヴァカンティの元に返していますからキメラの確認のところまで行かないんですね。
でも一度は誘ったが、ヴァカンティに体よく断られたのであきらめていたのだとしましょう。この場合客員で預かって実験させること自体が間尺に合わない話になるんですね。ヴァカンティが若山さんのもとで小保方さんにGOFマウスを使えるように日本出張扱いにしてあげたのはヴァカンティのリスクテイクだからよいとしても、恐らくは小島さんを通しての依頼で、好意で預かってあげる若山さんには何のメリットもない話なんですね。
まあ、自分のラボでも使用するために自家繁殖させているマウスの何匹かを小保方さんに提供するだけなら大した負担ではないかも知れない。でも、様々な薬剤を買うということになったらその実費はやはりヴァカンティ研に付け替える程度の話はあるはずなんですね。ところがこの共同研究には契約書が無いと理研の広報が答えている。このことは謝金支払い表があるということとは若干の矛盾があるんですけどね。
理研は小保方さんに謝金を支払っている。そのお金を実際に小保方さんが貰っていたのか、ハーヴードが受け取っていたのかは分かりません。というのも小保方さんの待遇はハーヴァードが決めていて、給料支払っていますから、小保方さんが出張先で手伝った時間給に関しては既にハーヴァードが彼女には支払っていることになるんですから理研からの支払いはまずはハーヴァードに受け取る権利がある。

このお金を仮に小保方さんが受け取っていて、それを若山さんに支払うことによって、若山研での諸経費発生に充てているとしたらこれは若山さんの理研に対する詐欺行為になります。理研はどういう研究なのかの申告もなく小保方さんの理研内での働きに対して謝金を支払うことはありません。謝金は理研が頼んだことによって支払い義務が生じるんです。実際にはこの研究は若山さんが小保方さんに頼んだ研究ではありませんよね。
しかし、正式の契約書の形ではないにせよ、この研究は若山さんが小保方さんに頼んだ形の共同研究になっている筈ですよね。そうでないとこういう謝金は支払われないはずです。まして、動物実験申請書は若山さんの名で、若山さんの予算の中で支払われているのです。

ル21

申請日は2011/9/9です。下が申請されているマウス種です。


ル22


ヌードマウスがありますからテラトーマ実験をしようという話になっている。でもまだそれは行われていない。このマウスが若山さんが発注してやって、2011/12/27に検収されることになるマウスです。
GOFマウスは自家繁殖させている分の許可申請ですが、これに関しては小保方さんが腰かけた初めから使わせている。他の実験の必要が出たこのときに一緒に事後申請している。厳密にはいけないですね。でもまあ、そんなに遅れてはいない。一回の実験で2匹使う。年間50回の予定で年100匹申請されているが、研究は2年計画になっていて、200匹申請されている。
年50回の計画は1か月に4回です。4~10月まで7か月ですから28回の実験を行った結果、若山さんが「よく光ってるね」と言うような状態になった。
ICRはキメラ胚に使う胚盤胞期以前の卵を採取するためと、幹細胞をインジェクトした後の卵を子宮に戻すための仮親に使われるもので、前者が5匹、後者が5匹です。マウスは多産なので一匹に10から20個の卵が採取できる。一度の実験で50個から100個のキメラ胚を作るということです。年間10回行う予定になっている。
テラトーマ実験用にはヌードマウス以外に非組み換えB6も用意されている。これは恐らくは若山さんが用意させたものであろうと推測される。というのも後に査読者からも質問されていて、どうしてテラトーマはNOD/SCIDでないといけないのだ。アイソジェニックマウスではいけないのかと問われている。ここはまだ論文が全く書かれていない時点なので、若山さん自身が別に免疫不全マウスでなくても出来るはずだという疑念を持っていたのではなかろうか。それはシニアな学者ならだれでもそう思うことなのではないか。
小保方さんはティシュー論文も博論もテラトーマはNOD/SCIDマウスで作っている。多分、これでしかできなかったのではなかろうか。ヴァカンティの耳マウスはヌードマウスで作られているからヴァカンティ研にヌードマウスが無かったということはあり得ないから、最初はそれでやって見たができないので結局試行錯誤の結果NOD/SCIDでのみヴァカンティ足場を使ったテラトーマライクが出来たということではないか。大和氏の居る東京女子医大でもNOD/SCIDで作った。若山さんはその話を聞いて、取り合えずヌードマウスとアイソジェニックマウスだけを用意してやったと言うことでしょう。ところがヌードマウスで12/27Harukoが出来たんですね。今回は酸浴だから今までとは違うということはあり得ることだが、HI染色したらあまりに出来すぎていたということで、不思議に思ったまま免染もせずにそのまま保管していたということで、最初の三誌論文のテラトーマは参考写真だけなので博論のを貼っておいたということですね。これが後々問題になったわけです。若山さんが小保方さんの作ったテラトーマの上から幹細胞を注射したんですね。ソート前だったからGFPの無いリシピエントのインナーセルマス由来のESからのテラトーマが切り出されてしまったということです。繰り返しません。

小保方さんはティシュー論文の実験でもコントロールとしてESを使ってます。以下の図で明らかですね。先頭にコントロールESが置かれて、他と比較されているんですね。

ル23

テラトーマライクも作っている。ヴァカンティの耳マウスの足場を応用したものです。

ル24

Aが三胚葉それぞれの由来スフィアから出来たテラトーマライクです。目盛はミリです。4ミリ大ですね。その下はそれぞれのテラトーマライクが三胚葉組織に分化しているという免染写真です。小保方さんは化学が元の専門ですから得意な分野ですね。
ここで使われているリシピエントマウスがNOD/SCIDマウスなんです。本文を以下に貼っておきましょう。
>>
(原文)
Differentiation potential of cells in vivo

When implanted subcutaneously into NOD/SCID mice, spheres generated from cells procured from each of the three germ layers demonstrated the potential to form tissue-like teratoma
. containing cells representative of all three germ layers. The tissues generated were encapsulated and easily resected. Each explant was ~25㎣(Fig. 6A). Individual explants contained cells representative of all three germ layers. Tissue generated from spinal spheres contained nerve (ectoderm; Fig. 6Bi, Bii), muscle (mesoderm; Fig. 6Biii, Biv), and duct-like tissue (endoderm; Fig. 6Bv, Bvi). Tissue generated from myospheres contained epithelium (ectoderm; Fig. 6Ci, Cii), muscle (mesoderm; Fig. 6Ciii, Civ), and ductlike tissue (endoderm; Fig. 6Cv, Cvi). Tissue generated from pneumospheres contained epithelium (ectoderm; Fig. 6Di, Dii), cartilage (mesoderm; Fig. 6Diii, Div), and gland (ectoderm; Fig. 6Dv, Dvi). Specific tissues were identified using immunohistochemical techniques. Nerves were identified using beta III-tubulin, epithelium identified using pancytokeratin, and muscle identified using desmin and myosin. Duct-like structures and gland were identified using FOXA2.

(和訳)
細胞の生体内分化能力

NOD / SCIDマウスに皮下移植した結果、それぞれの三胚葉から調達された細胞から形成されたスフィアは、三胚葉全てを代表する細胞を含むテラトーマ様細胞の形成能を示した。生成された組織はカプセル化されており、容易に切除された。各移植片は最大25立方ミリであった(図6A)。 個々の移植片は三胚葉全てを代表する細胞を含んでいた。 脊髄球から形成された組織は、神経(外胚葉;図6Bi、Bii)、筋肉(中胚葉;図6Biii、Biv)および管様組織(内胚葉;図6Bv、Bvi)を含んでいた。 筋肉から形成された組織は、上皮(外胚葉;図6Ci、Cii)、筋肉(中胚葉;図6Ciii、Civ)および管状組織(内胚葉;図6Cv、Cvi)を含んでいた。 肺球から生成された組織は、上皮(外胚葉;外胚葉;図6Di、Dii)、軟骨(中胚葉;図6Diii、Div)および腺(外胚葉;図6Dv、Dvi)を含んでいた。 免疫組織化学的手法を用いて特定の組織を同定した。神経は βIII-チューブリンを用いて同定し、上皮は汎サイトケラチンを用いて同定し、筋肉はデスミンおよびミオシンを用いて同定した。 ダクト様の構造および腺はFOXA2を用いて同定した。


ここで11jigenの指摘している博論の画像流用に関して再掲しておきましょう。

ル25


これは ティシュー論文の画像の右側のD ですね。

ル26

これはティシュー論文画像の左側のBですよね。
私は最初桂報告書を読んでここまで詳細に調べられているのに犯人が分からないという結論はおかしい。桂報告書が示唆している通り、これは小保方さんの捏造だということは簡単に立証できるはずだと思って、ティシュー論文を探しましたからね。この辺は全部調べています。
カレンさんが有料の論文を開示してくれたんですね。


(2020/7/29)


ティシュー論文の著者は以下です。グーグル翻訳は<一言居士の独言>の中の<小保方さんの論文>の中にある。
>>
Haruko Obokata, M.S.,1–3 Koji Kojima, M.D., Ph.D.,1 Karen Westerman, Ph.D.,1 Masayuki Yamato, Ph.D.,3 Teruo Okano, Ph.D.,3 Satoshi Tsuneda, Ph.D.,2 and Charles A. Vacanti, M.D.1

カレンさんというのはこの中にあるカレン・ウェスターマン博士のことです。小保方さんは当時修士です。小保方さんのヴァカンティ研での実験指導をしていたのは小島博士とこのウェスターマン博士なんですね。実験ノートは共有ノートで相互チェックされる仕組みですね。
ティシュー誌は有料雑誌でかなり高額なものでしたから一般の人が読むのは難しかったのですが、事件で騒がれたために、カレンさんが自分のブログでこの内容を公表したんです。私はそれを手に入れてやっと小保方さんの過去論文の全貌を知ることができたわけです。
理研は小保方さんがESを若山さんに渡したと示唆しています。もしそうなら彼女は最初の論文からESによる捏造をしているに違いないと考えたんです。だからこの論文を読みたくて仕方がなかったわけです。また、この論文を読みもしないでマスゴミが騒ぎ立てるのも異様だと感じていました。今ではこのマスゴミもゆとり教育の所為か知らないが、昔と比べて知的レヴェルが格段に落ちているのだと認識していますけどね。須田桃子氏の本を見るとすぐにそのレヴェルの低さが分かる。井戸端会議クラスです。所詮昔から羽織ゴロツキとはいわれていますが、もう少しは所謂ジャーナリストとしての職業意識があったと思いますけどね。

まず最初に事実関係から確認しておきますが、11jigenが国会図書館に行ってコピー入手してきた小保方さんの博論は彼女曰く、草稿でした。経緯は彼女自身が手記に書いています。慌てて製本した時に本稿と草稿を間違えて印刷業者に渡したために、草稿が製本された。
本稿は2011/1/4が提出期限で小保方さんは副査の武岡氏と大和氏の机の上に提出した。主査は常田氏ですね。博士審査会にはヴァカンティ氏も出席予定だったが腰痛で書面評価となり小島氏が代理で出席したという。
審査会の日付は明確でないが、手記での直近日付は2011/3/9で、その前に東京で若山先生とあっている。その前が博士審査会の日で、博論の製本は審査会の数日後である。11jigenが見ている論文はこの時のものである。審査用の本稿提出が2011/1/4で東京女子医大での卒業発表会が2011/3/9であるから、その間に起きたことである。

因みに、草稿であろうがなんであろうが、大学は正式に受け取って博士号を授与したのだから、これを剥奪するときは規定の範囲内でないといけない。つまり、博論が捏造報告であるということが証明されなければならないということである。小保方さんに関してはその手続きを経ないで違法に剥奪された。誰も博論実験が捏造であったという早稲田大学の証明を知らされていない。この異様な処置に関しては後に論じる。

まず、この11jigenの調査に関して検討すると、この公開は2014/2/14です。(http://stapcells.blogspot.com/2014/02/nature-article.html)
11jigenはこの調査の中で既に博論を入手しています。

ル27

Doctoral dissertation (Feb 2011)という記載が見える。11jigenが書いたものです。草稿であれ。全文見たのは11jigenだけです。博論の提出日付は2月だったんですね。このことから様々なことが逆算できますよね。審査会の数日後に印刷した。つまり審査会は1月の末か2月に入っていた。従って、若山さんの東京での公演は2月以降、3/8以前です。

STAP論文記者会見発表は2014/1/28です。
11jigenのブログ上での捏造疑惑主張公開は2014/2/14です。

論文発表後論文を読み込んで、何か変だと気づき、博論を調べようと思い、国会図書館に行ってコピー入手し、そこのテラトーマ写真の免染写真がアーティクル論文に使われていることを知り、捏造だと騒いだわけです。17日間でブログ記載にあることを全部調べて、文章にした。早すぎますよね。特にテラトーマ画像に気づくという速さが変なんですね。
これは私が既に指摘しているように若山さん筋からの情報があるんですね。博論のテラトーマを調べろと言う情報です。11jigenはまだこのときには気づいていませんが、上のHE染色画像も差し替えられているんですね。若山さんはそれに気づいています。自分がテラトーマの上から幹細胞を注射しましたからね。若山さんは小保方さんが疑義を抱いていることを知って先手を打ったんです。11jigenにリークした。

小保方さんのテラトーマライクはティシュー誌の写真を見ても分かる通りくしゃくしゃっとしたもので、実際にどの組織かというのは免染しないと分かりません。それがアーティクルでは入れ替えられている。若山さんは三誌論文は知っています。そこにはサプリとしてずっと博論のテラトーマライク写真が添付されていたんです。なぜ12/27Harukoを使わなかったかは既に説明しています。キメラが出来ているからテラトーマを重視してないんです。それと変だった。彼女は自分のテラトーマがどのようなものかよく知っていたし、コントロールでESのテラトーマも作っていて違いが分かっているんです。

まず審査のための博論原稿と同時に提出されている日本語概要です。
>>
早稲田大学大学院先進理工学研究科
博 士 論 文 概 要
論 文 題 目
Isolation of pluripotent adult stem cells
discovered from tissues derived from all three germ layers
三胚葉由来組織に共通した
万能性体性幹細胞の探索

申 請 者
Haruko
Obokata
小保方
晴子
生命医科学専攻 環境生命科学研究
2010年 12月
・・・Sphereの細胞はPGA上に播種され、2-3日PGA(poliglycolic acid)上に細胞を接着させるために培養した後、NOD/SCIDマウスの皮下に移植した。4-6週間後に移植片を採取し、組織学的、免疫組織化学的に解析を行った。移植後直径3mmほどのカプセル化した塊を形成した。内部には上皮、神経、筋肉、管といった三胚葉由来すべての組織形成が確認された。・・・

次は結果草稿であるとされている11jigenが入手した博論のテラトーマ実験部分です。
>>
(原文)
3.3.2 Differentiation potential in vivo.

Bone marrow spheres and ES cells were transplanted subcutaneously into immune deficient mice to examine their tumor-initiating capacity. As a result, after 6 weeks ES cells formed a tumor. Spheres did not form tumor as big as ES cells did. We concluded that the proliferative potential of sphere cells was much weaker than that of ES cells (Fig. 13).

Next, we investigated if transplanted cells differentiated in vivo after transplantation. Transplanted cells were harvested after 6 weeks, and processed for immunohistochemical analyses. According to results of immunohistochemical analyses, spheres differentiated into tissues derived from three germ layers in vivo (Fig. 14).

(和訳)
3.3.2 生体内分化能<訳注:目次では3.3.2 Differentiation potential of cells in vivoとなっているので、小保方さんがいろいろと編集中であることがわかる。これを見て草稿だと気づけない頭というのもどうなのか。>

骨髄のスフィア及びES細胞が、それらの腫瘍形成能力を調べるために、免疫欠損マウスに皮下移植された。その結果、6週間後にES細胞は腫瘍を形成した。我々はスフィア細胞の増殖能がES細胞よりもはるかに弱かったと結論付けた(図13)。

次に我々は移植された細胞が移植後に生体内で分化しているかどうかを調査した。移植された細胞は6週間後に回収され、免疫組織化学的分析に供された。免疫組織化学的分析の結果によると、スフィアは生体内で三胚葉に由来した組織に分化した(図14)。

上には書いていないが、Nextの後は論旨が前文とかぶってますよね。草稿だとすぐ気づけますね。

そして、ここにスフィア細胞と同時にES細胞のテラトーマも作って比較していることが書かれていますね。彼女がなぜ12/27Harukoを免染せずに保管したのか、そして三誌論文には博論の画像をのみサプリ添付していたのかの理由がとりあえず理解できるでしょう。

さて、ここでやっと大事なことを論じられるようになるんです。思い出してください。彼女はアーティクル論文にたくさんのテラトーマを作ったと書いていましたよね。



(2020/7/30)


STAP事件はテラトーマに始まってテラトーマに終わると言ったアンチの人がいましたが、私も擁護として同じ感慨ですね。

ル28


何度も検討しましたが、何度でも確認しましょう。アーティクルのテラトーマ実験記載です。
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In vivo differentiation assay

1 × 10^7 STAP cells were seeded onto a sheet composed of a non-woven mesh of polyglycolic acid fibres (3 × 3 × 1 mm; 200 μm in pore diameter), cultured for 24 h in DMEM + 10% FBS, and implanted subcutaneously into the dorsal flanks of 4-week-old mice. In this experiment, to better support tumour formation from slow growing STAP cells by keeping cells in a locally dense manner, we implanted STAP cells with artificial scaffold made of polyglycolic acid fibres. Given the artificial nature of the material, we used NOD/SCID mice as hosts, to avoid possible enhancement of post-graft inflammation caused by this scaffold even in syngenic mice. STAP stem cells were dissociated into single cells and cell suspension containing 1 × 10^7 cells was injected into the testis. Six weeks later, the implants were analysed using histochemical techniques.
 

ここにNOD/SCID miceと書かれていますよね。若山研究室ではヌードマウスしか用意されていませんでした。このマウスが使われたのはティシュー論文と博論の実験でしたね。そして、実際若山研でのテラトーマ実験はヌードマウスでしか行われていない筈ですが、ここにはNOD/SCID mice と書かれている。
三誌論文には博論のテラトーマ画像がサプリとして貼られていた。理研に来てからのテラトーマ作製実験は理研で行われた実験でないといけない。というのも選別されたというハーバードでの実験仮説から出来てきているという理研での実験仮説に変更して酸浴実験を行っている。このテラトーマは新規に作り直さないといけない。
しかし、彼女の頭の中では同じ細胞ですね。出来てきていようと、最初からあったものにせよテラトーマライクが出来るという事実は変わらないと思った。これは厳密には違いますよね。トリチュレーションでできたスフィアと酸浴スフィアではそもそも由来が違う別物かもしれない。でも彼女は同じものなのに、最初は選別してきたと思っていたが、後には出来てきていると解釈替えされただけだと思っている。トリチュレーションで小さいのを選んでいたと思っていたが、酸浴させたのだから大きさで選ばれてきたのではない。刺激で出来てきていたのだと解釈替えされたと。でも、それ以外にも考えうる可能性はあるんですね。別々のものではないという証明があるわけではない。ならば別のものとしてテラトーマはそれぞれ作られなければならない。
新たなテラトーマはどこにあるのか。それが12/27Harukoだった。ではなぜそれをサプリとして添付しなかったのか。

出来すぎていると疑義したからではないですか。ここでは博論のテラトーマも酸浴テラトーマも同じものだという理屈は通らないですね。本当にそう思うなら12/27Harukoは作ろうとも思わなかったでしょう。作らなければならないと思ったから実験したのでしょう。ではそれが出来すぎていて何かESでもコンタミさせたかなと疑義されたからこのテラトーマを免染しなかったのだ。そして代わりに博論の画像を貼り付けて置いた。そもそもキメラが出来ているのにテラトーマ実験なんて不要だとすら思えたかも知れない。石井調査に対する答えとしてそういうニュアンスの説明もありましたね。

でも、最終的に三誌ともにリジェクトされた。話は終わってますよね。こんな論文認められないということです。正直に酸浴細胞からキメラが出来たと言ってるだけですね。それが三誌ともにリジェクトしたのです。そんなことはあり得ないと。当時の常識です。

ここでよくよく小保方さんの身になって考えて欲しいのですが、彼女は自分の手でキメラを作ったのではありません。若山さんが出来たよと言っただけだ。
他方、テラトーマは自分の手で実験している。12/27Harukoは何か変でしたから、三誌論文には添付しなかった。自分で作って確実だった博論のテラトーマライクの写真を添付しておいたのだ。サプリですからつけなくてもよかった位だ。キメラが出来ているのにどうしてテラトーマなんかが大事なのだ。重要性の順序を考えなさいよと。

でも、事実は、キメラは出来たが、テラトーマは博論以上にはできなかったんですよね。実験ノートに12/27Haruko以降もテラトーマ実験されている記述がある。でも所詮は所謂スタンダードなプロトコルではできてないんですよね。
では、どんな出来方をしたのか。それはアーティクル本文に書かれている通りです。
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1 × 10^7 STAP cells were seeded onto a sheet composed of a non-woven mesh of polyglycolic acid fibres (3 × 3 × 1 mm; 200 μm in pore diameter), cultured for 24 h in DMEM + 10% FBS, and implanted subcutaneously into the dorsal flanks of 4-week-old mice. In this experiment, to better support tumour formation from slow growing STAP cells by keeping cells in a locally dense manner, we implanted STAP cells with artificial scaffold made of polyglycolic acid fibres. Given the artificial nature of the material, we used NOD/SCID mice as hosts, to avoid possible enhancement of post-graft inflammation caused by this scaffold even in syngenic mice. 

作り方は最初にティシュー論文に書かれた通りで、ヴァカンティ足場にスフィア細胞を包んで培養液を含ませ、いわば試験管内の環境ごと皮下に埋納するやり方です。ES細胞のテラトーマはそんなことをしなくても細胞を一定量以上皮下注射したら普通にできる。

因みに、小保方さんは科学者には向いていないと私が勝手に思うのはこういうところです。キメラが出来ているという事実と自分のテラトーマが物理刺激時代と同じ出来方しかしないということの間に横たわっている矛盾に気づいていない。博論時代にテラトーマライクは出来たが、キメラはできなかった。理研に来てキメラが出来たのにテラトーマは博論時代と同じテラトーマライクしかできない。どうして先生こんなことになるのですかと問わないといけないですよね。科学的真実を探求するのが研究者の仕事でしょ。
少なくとも、キメラは出来るのにテラトーマは出来ないという課題が生まれたという意識が無いといけない。
精巣にはSTAP幹細胞を注射しましたよね。
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STAP stem cells were dissociated into single cells and cell suspension containing 1 × 10^7 cells was injected into the testis. Six weeks later, the implants were analysed using histochemical techniques. 

これは出来ましたよね。だってこれは自分の細胞ではなく若山さんが培養誘導した後の細胞(私の説ではntES)ですからね。出来て当たり前です。でも12/27Harukoを作るとき、小保方さんは自分の酸浴STAP細胞を精巣に注射した。皮下は今まで通り、取り合えず足場付きで作った。しかし、ひょっとしたら酸浴した細胞は物理刺激時代より少し強いかも知れない。そう思ってES細胞のテラトーマを作るときのやり方で精巣にも注射してみた。

若山さんはその上から幹細胞を注射してしまったから何がどうなったかは知れない。ただ分かっているのは以下です。

ル29

NHKに流出した小保方さんのノートの瞬間映像で、このマウスの絵の右側に検収マウスのケージに貼ってあったラベルを利用して小保方さんが書き込みをし、それをノートに貼り付けたものがあって、この部分だけ罫線がある。「大きなマウス」と読めるところ、ラベルの下に隠れてしまった部分が少しはみ出してみえていて、これは「マウス」ではなくて「テラト」と書かれていて、後ろの「ーマ」の部分が見えなくなっているのだと判明しています。右側のラベルには以下のようにある。

ル31


(2020/7/30)


マウスの図解はグーグルの画像にあるのだが、黄色の文字は誰かさんのブログにあった文字ですね。
その部分も貼り付けましょう。誰かさんは罫線の意味には気づいていない。


ル30


左右カットはマウスの耳を切って目印にしているということです。Noに関してはマウス識別Noとしている。これで行くと4匹ということになる。マウスの絵にもNoが振られているが2匹しかないので重ねているんですね。3つ、2つという文字は足場埋納した数です。Testisは注射ですから数には入っていない。1つの場合は省略されているということです。No1マウスは使わなかったのでしょうかね。
こういうのって石井チームは小保方さんに聞いたことをちゃんと報告しないとね。

まず最初にこのラベルが書かれたんです。2011/12/27に小保方さんが休日出勤してテラトーマ移植した後にラベルにメモしておいたんです。

①No1,2,3,4の4匹のマウスが居た。No1は使わずにそのまま残したのでしょうね。何かしたら記載されている筈です。耳をカットしてないのを1匹何もしないで残したと推測される。
②No2のマウスの右耳をカットした。精巣に注射し、左あしに1つ、右かたに1つ足場埋納した。
③No3のマウスは左耳カットした。精巣に注射し、左かたに3つ足場埋納した。
④No4のマウスは同じく左耳カットした。精巣に注射し、右あしに2つ足場埋納した。
⑤使われた細胞数はどれも10の5乗個(10万個)である。

スフィア塊というのは大体1000個の塊です。10万個というのはスフィア塊にして100個程度なんです。この実験では10か所に入れましたから1000個程度のスフィア塊を採取しているということです。

若山さんはこのラベルを見て上からアクロシン入りの幹細胞を注射したんです。手記に書かれている通り、このマウスを管理していたのはラボ仲間で恐らく彼女が頼めたのは寺下さんでしょうね。小保方さんはこの実験をしているということを若山さんに米国から報告している。
小保方さんは12/27はヴァカンティに報告するための渡米準備の連続休暇中ですね。パートナー氏の調査済です。


AC129-9


1月の出勤が23日の月曜日だということも確認してください。小保方さんはテラトーマを1/24に切り出したと証言していて、これは12/27の移植から数えて28日目です。4週間後ですね。ティシュー論文での切り出しも4週間後です。
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In vivo differentiation assay
Sphere cultures from representative tissues were washedtwice with Hank’s balanced salt solution (Gibco). Under amicroscope, 2000 spheres, each containing *1000 cells, werecollected using a glass pipette and placed in a 50 mL tube.Hank’s balanced salt solution (20 mL) was added to eachtube and subsequently centrifuged at 800 rpm for 3min. Thesupernatant was discarded and the pellet was resuspendedin 50 mL of DMEM with 10% fetal bovine serum. This solu-tion was seeded onto a sheet 3x3x1 mm, composed of anonwoven mesh of polyglycolic acid fibers, 200 mm in di-ameter, and implanted subcutaneously into the dorsal flanksof a 4-week-old NOD/SCID mice ( Jackson Laboratory). Four weeks later the implants were harvested, and analyzed usingimmunohistochemical techniques.

石井調査では実験ノートに日付が無いという理由で1/24の切り出し証言すら疑われていますが、丁度4週目だと分かりますよね。彼女は嘘をついていない。ついでにNOD/SCID mice ( Jackson Laboratory)とある所にも注意してください。メーカー名も書かれている。小保方さんは免疫不全マウスのことをNOD/SCIDマウスだと思っていて実際にはヌードマウスを使っていたのだという間抜けな在米ポスドクなどというスピン屋がいましたからね。そんなことはありません。小保方さんは若山研ではヌードマウスを使っていたんです。論文にNOD/SCIDと書かれているのはずっと博論のテラトーマ画像を使っていたと意識していたからです。小保方さんは石井調査チームに聞かれて、博論と間違えたのだと言いわけした。それはテラトーマが変だったからだと言えなかったからです。自分には身に覚えがないからラボ内の誰かの所為になって行くことを恐れて小保方さんはここでは嘘をついたんです。

手記の説明を聞いてみましょう。
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大学に提出した博士論文を見直すと、その時、竹市先生から知らされた疑義とは別に、ネイチャー誌に掲載したテラトーマの写真が大学に提出した博士論文に使われているものと同じであることに気づいた。(143P)

ティシュー論文のゲルの疑惑に関して聞いて、その論文を持ってなかったから博論を調べていたらネイチャー誌掲載のテラトーマ写真の下3枚、つまり免染部分が博論のままであったことに気づいたという。竹市さんのところに連名のメールが来たのは記者会見発表の約一週間後、つまり2/4前後です。竹市さんに知らされて小保方さんがすぐに調べて別件に気づいて笹井さんに報告した。笹井さんは間違った図を差し替えるよう指示した。つまり12/27Harukoの免染写真を提出することになったわけです。基本、単なる間違いという処理です。

では免染写真はどこにあったのかという問題になった。作り直したのかという問題です。小保方さん自ら間違いだと言ってる。真正の写真はあるのだと。そして事実笹井さんの指示通りにネイチャーにそれを提出している。小保方さんの認識では上のHE染色写真は12/27Harukoで若山研でのものだ。下の免染写真が博論のままだ。従って、下の三枚を差し替えればいいよねという証言です。

我々の解釈は小保方さんは12/27Harukoは何か変だったから三誌論文では使わなかったのだ。サプリに博論の上下組み写真をそれと分かった上で添付しておいただけだと。そして我々はなぜ12/11ヴァージョン原稿を笹井さんに渡した時に、上が12/27Haruko、下が博論の免染写真という組み合わせになったのかということをいろいろと推測したが、彼女は3誌リジェクト後に12/27HarukoのHE染色画像のアピールの良さに関して誘惑に負けたのだと推測した。

この我々の解釈だと彼女は嘘をついているんです。彼女は上が12/27Harukoで下が博論の免染写真だと知って笹井さんに12/11ヴァージョン原稿を渡したのである。そして笹井さんはその写真を見て、まだ不足だと思い、もっと明確な画角部分を撮影しなおさせたのです。しかし、笹井さんは前あったものと撮り直し後のスライドグラスは同じものだと証言している。小保方さんは上が12/27Harukoと知っていたのです。ここは彼女の証言に矛盾のないところです。でも、下がなぜ博論のものになっているかについては自分でも何をしたのか分からないと言っているわけです。我々はそれは嘘で誘惑に負けたのだと推測している。無論、12/27Harukoがこうなったのは若山さんのいたずらです。小保方さんは学生のGOFESを持っているのですよ。どうしてここで大田ESを使いますか。それを忘れてはいけない。


11jigenの指摘は以下でしたね。

ル27

この時点では11jigenは上の問題には気づいていない。下の免染写真が博論のままだと指摘している。

11jigenのネット発信は2/14ですから小保方さんの気づきの後です。とは言え、切り貼りの跡を発見した。有名な以下です。

ル32

ちょっと見づらいですが、詳細には(http://stapcells.blogspot.com/2014/02/)を見てもらうとして、一番下が博論の上下三枚ずつのセットです。11jigenは小保方さんがこの博論の画像の下半分を切り取って、12/27Harukoの下の部分に貼ったのだという。この時点ではまだ12/27HarukoのHE染色画像が3誌論文に使われていないというような事情は11jigenは知らないのです。でも、アーティクル論文にある下半分の画像は博論のを切り取って貼り付けているのだ。その証拠に少し上から切ったものだからその部分が残っていて、それを貼り付けた後、バリの出た分を黒く塗りつぶしてそこに上からキャプションを書き直したものなのだと指摘したのです。でも、小保方さんはそれは博論の図ではなくて、若山研でのプログレスレポートを作った時に説明用に編集したものだと弁明した。
実は、これは小保方さんの言っていることが正しいのです。
バリを黒く塗りつぶしたところを消したら確かにバリ部分が現れました。でもキャプションの色が博論のは緑なのに黒を消した下に現れてきたのは紫色ですね。これは確かに博論のものではないのです。

小保方さんは本当に天然の粗忽者のようですね。せっかく11jigenが博論の捏造を見つけたぞと鬼の首を取ったように宣言したら、それって草稿よという。バリが出てるの見つけたぞと言ったらそれってプログレスレポートでもちゃもちゃしたものだわと来る。ガチョーンという何か分かんない言葉がはやったこともありましたがね。